喫煙は健康に良くないと言われますが、美容面でも様々な悪影響があります。喫煙継続期間が長いほど肌に表れやすく、特に新陳代謝が衰える30代以降に悪い影響が表れます。
■喫煙はコラーゲンの生成に関与するビタミンCを消費させる
タバコを吸うと、コラーゲンを合成するために必要なビタミンCが、たばこ一本につき25mg〜50mg消耗されるといわれています。ビタミンCは
コラーゲンを合成するためには不可欠な存在なので、不足するとしわ・たるみなどの老化現象が加速します。
■喫煙は大量の活性酸素を発生させる
タバコを吸うと、体内では活性酸素が大量に発生します。活性酸素は、コラーゲンやエラスチンを変性させてシワ・たるみの原因になるものです。若い時期は、活性酸素からの害を守るスSOD(スーバーオキシドディスムターゼ)という酵素の働きでタバコによる活性酸素も無毒化されますが、年齢を重ねると、そのSODの働きも弱くなります。タバコを吸うことは、体の酸化を加速させて老化を進める要因になるものなので、美容を考慮するなら禁煙することをおすすめします。
■喫煙は血管を収縮させて新陳代謝を悪くする
煙草を吸うことで煙草に含まれる一酸化炭素やニコチンなどの物質が毛細血管を収縮させ、血行を悪くします。毛細血管が収縮すれば肌に栄養を届けることが出来なくなるため、新陳代謝が低下します。
たばこの害を抑えるための対策
老化防止のためには禁煙することが一番ですが、やめられない場合にはビタミンCを中心にビタミン・ミネラルや抗酸化食品を意識して摂取することを心がけで下さい。
■ビタミンCを摂取
コラーゲンが生成される時にはビタミンCを必要としますが、タバコを吸うことによって25mg〜50mgもの体内ビタミンCが消耗されます。ビタミンCは水溶性のビタミンで体内に溜めておくことが出来ないため、こまめに摂取する必要があります。ビタミンCは、イチゴ、みかん、キウイ、レモン、グレープフルーツなどの果物に多く含まれていますが、サプリメントを利用するのも良いと思います。
■抗酸化食品を摂取する
タバコを吸うと活性酸素が大量に発生しますが、抗酸化食品を摂取することでタバコによる活性酸素の被害を抑えることができます。赤ワインに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキン、トマトに含まれるリコピン、鮭やエビに含まれるアスタキサンチンなどが強力な抗酸化力があります。
■運動をする
タバコを吸うと毛細血管が収縮して血流が悪くなります。毛細血管が収縮すると肌に栄養が行き渡らずに新陳代謝が低下し肌荒れを起こし、長期的には老化スピードを早める原因になります。運動をすることによって血流が良くなり、毛細血管まで栄養が行き届くようになります。また運動は、コラーゲンの生成を促す効果もあるため、継続していきたいところです。